アレルギー増加の背景とは?

アレルギー増加の背景とは? 花粉症、ぜんそく、アトピー性皮膚炎といったアレルギー疾患は年々増加している傾向にあります。 日本アレルギー学会によると、日本ではじめて花粉症(スギ花粉)が報告されたのが1964年で、1970年代になって一気に増加しています。


スギは樹齢30年ぐらい経つと大量に花粉を飛ばすようになります。戦後、国策としてスギが大量に植林されたんですが、 1970年代というのは、植林したスギが樹齢30年を迎えて大量にスギ花粉が飛散するようになる時期と一致しているんですね。


1970年代というのは、空気中に舞うスギ花粉が増えたこと以外にも食生活の欧米化、高度経済成長による大気汚染の深刻化、 アスファルト路面の普及、といったことも重なって、よりアレルギー疾患を悪化させる条件が揃っていたことも無視できない事実です。


で、今現在の最新アレルギー事情ってどうなっているの?ってことなんですが、冒頭お伝えしたとおり、増加&悪化する一方です。 例えばアトピー性皮膚炎なんかは乳幼児のものであって、成長するに従い、自然に治っていくものと考えられていましたが、 最近では成人になってもアトピーが治らない人も多いようです。


アレルギー増加の原因を説明する仮説として有力なのが「衛生仮説」というもので、これは、清潔な環境下では感染症は減るものの免疫力が弱まってしまうという説です。 今はどこもかしこも殺菌・抗菌している状態ですから、免疫力が鍛えられないというのは納得ですよね。


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アレルギー増加を説明する「衛生仮説」の具体的な事例

アレルギー増加を説明する「衛生仮説」の具体的な事例

衛生仮説を参考にして、アレルギーにならないように乳幼児のころから免疫力を鍛えようと思ったら動物園にいくのがいいそうです。


なんでも動物のフンに含まれる「エンドトキシン」という細菌成分に触れていると免疫力が強化されるんだとか。


農村ほどアレルギー疾患の方が少ないのも農業に使う堆肥の影響が大きいみたいです。動物のフンというのがキーポイントなんですね。


都会であれば汚い犬や猫を飼うのがいいそうですが、動物の毛がアレルゲンになることもあるので注意は必要でしょう。


「衛生仮説」をさらに裏付けるような興味深い話として、「寄生虫の存在」があります。


本来人間の体には寄生虫がいて、共存しているのが普通でした。しかし、社会が発展して、衛生環境が整うことで寄生虫も排除された結果、 寄生虫ありきで機能していた人間の免疫機能が狂ってしまい、それがアレルギー反応の原因になっているというものなんですね。


実際にひどいアレルギーだった人がわざと寄生虫を体内に取り込んだところアレルギー症状が改善したというケースが報告されていますし、 アフリカや中南米などに住む、体内に寄生虫を飼っている人達というのはアレルギーとは無縁らしいです。


今の日本では体内に寄生虫を取りこむというのは難しいと思いますが、動物(&動物のフン)と触れる環境に出向くということはできなくもないです。 子供のうちは特に、動物の糞尿と触れられる不衛生な環境に身をおいたほうがいいかもしれません。


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